8つのドアの備忘録

日々の気づき備忘録です。生きにくさを感じているあなたに役立てば幸いです。

価値観 これは、やっかいだ。

価値観

 

信じたものに宿り始める『価値観』

そして、価値観は自分の正義に昇華する。

そして、俺様が法律だ。

俺の法律に背くヤツには罰を与えよう。

 

そして、独りぼっちになった。

『価値観』の悪魔にやられてしまった。

 

そんな『価値観』は捨ててしまえ。

 

俺は、何をやっても失敗ばかり、

俺には、金が無い。

俺には、彼女がいない。

俺には、勇気が無い。

俺には、運が無い。

そして、俺は価値が無い。

 

そんな『価値観』は捨ててしまえ。

 

『価値観』無くても大丈夫じゃねぇ。

 

 

出来っこないと思っているうちは、そりゃ無理だよ。

出来っこないと思っているうちは、そりゃ無理だよ。

 

だけど、ちょっとした加減で変わってくるもんだよ。

 

コーヒーの味も人間も。

 

(珈琲いかがでしょうより)

 

現状を変える方法として、良いトコ突いていると思った。

だから、ちょっとだけ変える勇気を持とうよ。

ちょっとだけでいいから。

 

 

嫌なことは忘れてしまえばいい。

『嫌なことは忘れてしまえばいい。』

 

それが出来たら苦労しないんだよ。

 

もう、こんな思いは二度としたくない。

 

そう思っただけで二度目の体験をしていることに気付いてほしい。

人間の脳は、現実とバーチャルとを区別することが苦手です。

例えば、映画を観ているとします。

スクリーンには無数の光の粒が2時間ほどチカチカしていいます。

そのチカチカを目で受信して脳で処理した結果、涙が出たり感動といった体験をします。

誰もが、偽物の体験だと解っています。

なのに泣いてしまうのです。

もう一例、

建築家は建物を建てる前に設計図を描きます。

そのとき建築家の頭の中では、その設計図通りの建物が建っているのです。

一度、頭の中で建築し、それが現実の建物になる。

二度建築しているのです。厳密には何度も頭の中で建て替えをしてベストな建物を作っているでしょう。

 

こんな体験は二度としたくない。

そう思ったときに脳は過去の記憶を引っ張り出し、再度、体験させるのです。

それは思いだす度に何度も体験させます。

人間の記憶はいい加減なもので、『嫌なこと』に分類された記憶は、

思い出す度に、より嫌な体験に改ざんされてしまいます。

 

確かに、その嫌な体験が事実だったとします。

だからと言って、今の貴重な時間を、そんな嫌な体験を再現するために消費してはいけないのです。

思い出すなら、楽しかったことや嬉しかったことを思い出せばいいのです。

彼と喧嘩したことより、付き合い始めた時のことなど。

 

そんな自在に自分の記憶をコントロールできたら苦労しない。

冒頭に戻りますね。

そこで諦めたら、嫌な過去の餌食になってしまいます。

過去の嫌な体験を何度も繰り返し、自分を苦しめている者は誰だと。。。

そんな考えに支配されてくると、ある日、突然、社会が悪いと勘違いし

とんでもない事件を起こしかねないのです。

事件を起こさないまでも自分の将来の時間を食いつぶすモンスターになるのです。

よく、『一生許さない』というフレーズを聞くことがあります。

憎くて毎日何度も、その嫌な体験を思い出し、何度も体験することで、

あなたの将来に希望の光が差し込むでしょうか。

だから、キリスト教は『許しなさい』と教えていると思います。

自分の未来をより良いものにしたいと考えるなら『許す』

私は、『無かったことにする』と自分に言い聞かせます。

全てを許すことは難しいかもしれませんが、許せることは意外にあるものです。

そうすれば、未来を食いつぶすモンスターに食い荒らされることも減らすことが出来るでしょう。

 

一方で、嫌なことを繰り返し体験することで自分を強くするという考え方もあるでしょう。

『鍛える』とか『努力する』とか『頑張る』というものですね。

それは、嫌な思いをすることとは別のものです。

勘違いをしている指導者をときどき見かけるのは残念なことです。

楽しい努力もあるだろうし、目標達成による幸福感もあると思います。

野球界に偉大な記録を残したイチロウ選手は、ものすごい練習を積んだと思います。

その練習が苦しいものだけだったら途中で諦めていたと思います。

 

諦めないでください。

どうすれば嫌な過去をバッサリと切り捨て、明るい希望に満ちた未来を感じながら

現在を充実させて生きることができるだろうか。

 

まるかんの社長の斎藤ひとりさんは、嫌なことは誰にでも降ってくる。

嫌なことが起きたら、その事実の解釈を変えて楽しいことに変換すると言います。

私もやってみたのですが、意外と難しいです。

嫌なことが起きると、怒りの感情が先に出て、とても笑いに変えることは難しかったです。

もう少し上達すれば出来るかも。

 

それでも私がチャレンジして効果があった方法は、

嫌なことが起きたら、ゆったりした良い曲を心の中で口ずさみ、その事実から離れる。

これは意外と効果がありました。モンスター瞬殺ですね。

ちなみに、その曲は、荒井由実さんの『朝陽の中で微笑んで』ですね。

一曲目で嫌な事実に冷静に対応し、二曲目で復活、

二曲目は、『やさしさに包まれたなら』です。

この方法は、意外とやりやすい方法です。

小さな嫌なこと向けで、初級ですね。

 

嫌な記憶のモンスターをやっつける方法。、

そいつは、そっと近づいてきて足を掴んで過去に引きずり込もうとします。

だから隙を作らず『現在』に集中することです。

なぜ『未来』でないのかというと、未来は不安要素が多く、

失敗したらどうしようとか、無理じゃないとか・・・これがモンスターの餌。

例えば、ダイエットなら1年後の10kg減より、来週の100g減に集中。

そんな感じかな。

 

最近、思っていることは『時間を味方にする』

これの解説は後程。

 

 

 

 

『生きているだけで幸せ』

『幸せ』って何だろうね。

 

・これ、めちゃ美味しい

・宝くじ当たった

・100点満点取れたよ

・素敵な彼氏ができた

・欲しかった車が手に入った

・マイホームを手に入れた

 

そりゃ、夢や目標が叶ったら嬉しいよ。

 

気を付けたいのは、

そこにある幸せが自分以外の何かに頼っていること。

彼氏が浮気したら・・・

大切な車が盗まれたら・・・

仕事を失ってお金が無くなったら・・・

 

つまり、あなたが何かを持つことによって幸せを感じている場合、

それを持てなかったり、失うと不幸になってしまうこと。

 

また、幸せの対象が極端な場合にも気を付けたい。

『xxx一筋』

例えば、オリンピックで金メダルを取ることに一生を捧げる。

金メダルを取ることは非常に難しい。

その競技人口のうち一人だけだから確率を考えただけでも厳しい。

つまり、不幸になる確率が高い訳だ。

努力が無駄だと言っているのではない。

幸せを感じる対象を極端に狭くするべきでないと思うのです。

 

生きていれば良いことも悪いこともある。

良いことばかり続かないし、

悪いことばかりも続かない。

 

春になって、

いつもの通勤路の端っこに

小さく綺麗な名も知らない花が咲いているのに気付いた。

何かちょっと得した気分。

 

そんな幸せもある。

 

『坐骨神経痛』になっちまった!!

去年の暮、12月28日の朝、起きた瞬間から何か痛い。

朝食の準備をしようとキッチンに立つと、腿の付け根と脛が異常に痛い。

何か特別なことをした訳もない。

そして、片足を引きずって何とか仕事納め。

さぁ、正月をゆっくり休めば大丈夫と高をくくっていた。

 

1月5日から仕事始め。

全然治る気配が無い。立っているだけでも辛い。

急に片足が不自由になり、1週間も続くと例のマイナス思考が顔を出してくる。

・もう年だから無理できないかも。

・思ったより体力が落ちている。

・今の仕事は無理かも

・病院行こうかな

脳梗塞だったりして・・・

・明日、仕事休もうかな

・右足が壊死して、足を失うかも

 

とりあえず、ネットで調べてみた。

症状からすると『坐骨神経痛』らしい。

初めての体験です。

坐骨神経痛』も種類があるらしく、私の症状は、筋肉が固くなったのが原因のようだ。

私にとってはハードな肉体労働で、ここ3か月で8キロくらい痩せた。

足を触ってみると、筋肉というよりスジって感じ。触るととても固くなっている。

筋肉に疲れが蓄積したのだろう。痛い。

 

さて、どうやって治そうか?

 

Youtubeで検察すると様々な動画が公開されている。

すごい時代になったもんだ。

何個かまねて実践してみた。

すると、翌日から効果が表れ4日後には7割ほど治ったようだ。

中でもお気に入りはヨガ。

【魔法の寝落ちヨガ 疲労回復編】

 

なぜ、ヨガを選んだのか。

痛いところに集中するより、体全体の調子を整えることが大事だと考えたから。

もうひとつの理由は、明治時代の偉人『中村天風』を思い出したから。

中村天風は、日清日露戦争当時に人斬天風と恐れらるほどの豪傑だったが、結核を患い、その治療法を探して世界中を旅するが、どんどん体が弱り諦めて祖国で死のうと帰路につくが、そこでヨガと出会う。インドへ行ってヨガを習い結核を克服する。晩年、癌も患うがヨガのお陰か92歳まで生きた。松下幸之助稲盛和夫さんも彼の影響を受けたと言う。

 

誰が言ったか忘れましたが、

 

「健全な精神は健全な肉体に宿る」

 

これ本当だと思うよ。

もっと、自分の体を大切にしよう。

 

白黒つければ道を誤る。

とかくこの世は善悪で判断されることが多い。

 

極端な話から入ろう。

『殺人』は悪いこと。

戦争が始まって敵を沢山殺せば、それはヒーローとなり称賛される。

しかし、国が戦争に負ければ、そのヒーローは戦犯となり悪と認定される。

勝てば官軍、負ければ賊軍となる。

 

身近なところでは、

『マスク警察』

マスクをしていない→悪

悪には正義の鉄槌

といった単純な理屈がある。

 

マスクをしていない事情や、その人の今までに行った善行は加味されない。

日本は法治国家なので法律に従った対処がが妥当だと思う。

99回満点を取っても1回0点を取ればバカと認定されるようなものです。

 

一般常識やモラルと言わるような個人の判断基準を持ち出す場合は注意が必要だ。

『それは常識だろう』

と言われることがあります。

私はこう思うのです。

人間だから間違うこともあるし、そもそも、あなたの言う常識と私の常識は同じか?

同じ日本人なら当たり前と言われても、それでは外国人に適用できないルールなのか、それとも、あなたのルールで私は裁かれなければならない理由は何?

 

何が言いたいのかというと、

人は誰もが自分が正しいし善人だという前提で、目前の事象に対し白黒判断したがる。

世の中グレーなのだと理解すると、良い悪いと決めつける前に、軽率な行動を控え、物事をより深く理解することにつながる。

 

『世の中、グレーなのだ』

 

マイナス思考の繰り返し症候群

私は60歳間近くで派遣社員です。

今の工場に勤めて3か月ほどの新人です。

働いていると様々な失敗をしてしまいます。

その度、自分より二回り以上若い先輩から注意されたり小言を言われたりします。

 

ブルーな気持ちになるのです。

 

そして、その場所に来たり、

その先輩の近くに来ると、

そのブルーな気持ちなった時のことを思い出すのです。

その時の嫌な体験を繰り返すのです。

 

嫌な気持ちの原因となった出来事は1回だとしても、

自分の中で何度も繰り返しているのです。

 

すると、

この会社を辞めようかなとか、

社会不適合者だとか、

人生失敗だとか、

もう生きるの辞めようかなとか、

 

少し冷静に考えてみると、

自分が極端な考え方に振れている事が解る。

 

そう、

自分を追い詰めていたのは自分なんだ。

 

このマイナス思考の繰り返しに気づくことが出来るようになった。

繰り返しを止めればいいのだが、どうしても繰り返してしまう。

 

そして、

最近、繰り返しをしない方法に気づいた。

仕事中、心の中で歌を歌うようにしてみた。

慌てている時には失敗する確率が上がるから、

バラード調のスローな曲とか・・・

 

とにかく、ご機嫌な状態を意識して作るようにしてみた。

ときどき言われるありがたい小言も、

『はい、分かりました。気を付けます。』

それで終わり。

 

これは効果があったように思う。

お試しあれ。